恋、花ひらく
気がついたら
菜々の家に居た。
菜々が薬を飲ませて
くれたらしい。
向こうであやと菜々が
話しているのが解る。
何を言っているのかは
聞こえないけど。
多分、病気の事を
話しているのだろう。
元々そのつもりだったから
構わない。
僕は目を閉じた。
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