恋、花ひらく
翌日、電話があり、
処分が伝えられた。
僕はやはり退学。
菜々も懲戒免職、
つまり学校を
辞めさせられた。
僕は菜々に謝った。
「ごめん、菜々。」
「何で謝るの。」
「だって、僕が
告白さえしなければ
こんな事には
ならなかった。」
菜々は首を振った。
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