恋、花ひらく
翌日。
先生の授業があった。
終わってから
先生が黒板を消そうとする。
でも高い所は届かなくて
一生懸命背伸びをして
消そうとするけど
やっぱり消えない。
僕は先生から
黒板消しを取って、
高い所を消してあげた。
先生の小さく丸っこい字が
消されていく。
しかし書く時届いたのに
消す時届かないって
いうのは
どういうことなんだ。
それは字を見てピンと来た。
高い所の文字はよれよれで
低いところの文字は
しっかり書かれていた。
きっと一生懸命書いたんだろう。
何だか可愛かった。
全部消し終えて
「はい、先生。」と
黒板消しを渡す。
「ふふっ、ありがと。
ダメねー、背が低いと
届かなくて。」
「僕でよければ
いつでもどうぞ。」
「ふふ、ありがとう。」
先生は教材を持って
クラスを出て行った。
先生の授業があった。
終わってから
先生が黒板を消そうとする。
でも高い所は届かなくて
一生懸命背伸びをして
消そうとするけど
やっぱり消えない。
僕は先生から
黒板消しを取って、
高い所を消してあげた。
先生の小さく丸っこい字が
消されていく。
しかし書く時届いたのに
消す時届かないって
いうのは
どういうことなんだ。
それは字を見てピンと来た。
高い所の文字はよれよれで
低いところの文字は
しっかり書かれていた。
きっと一生懸命書いたんだろう。
何だか可愛かった。
全部消し終えて
「はい、先生。」と
黒板消しを渡す。
「ふふっ、ありがと。
ダメねー、背が低いと
届かなくて。」
「僕でよければ
いつでもどうぞ。」
「ふふ、ありがとう。」
先生は教材を持って
クラスを出て行った。