恋、花ひらく
再入院
翌々日。
僕は病院の
ベッドの上に居た。
入院したのだ。
デートのすぐ後から
急に体調を崩し、
寝込んでしまっていた。
そして今朝、
菜々の車で病院へ行き、
入院となってしまったのだ。
熱も高く、
ぼーっとしている。
「ユキト…私
ここに居るからね。」
菜々の姿はぼやけていて
見えない。
声は聞こえるけれど。
手を握って
くれているのが解る。
(あぁ…菜々の手は
相変わらず
冷やっこいなぁ…。)
でもその冷たさが
熱の出ている僕には
ちょうど良かった。
そのまま眠りに落ちた。
僕は病院の
ベッドの上に居た。
入院したのだ。
デートのすぐ後から
急に体調を崩し、
寝込んでしまっていた。
そして今朝、
菜々の車で病院へ行き、
入院となってしまったのだ。
熱も高く、
ぼーっとしている。
「ユキト…私
ここに居るからね。」
菜々の姿はぼやけていて
見えない。
声は聞こえるけれど。
手を握って
くれているのが解る。
(あぁ…菜々の手は
相変わらず
冷やっこいなぁ…。)
でもその冷たさが
熱の出ている僕には
ちょうど良かった。
そのまま眠りに落ちた。