恋、花ひらく
翌日の学校。
僕は菜々花先生に
呼び出されていた。
「こんな事宮原くんに
言うのはどうかと思うけど、
最近授業料が
支払われてないのよね。」
やっぱり。
叔母は払ってくれて
いなかったのだ。
「叔母さんの連絡先に
電話しても繋がらなくて。
宮原くんから叔母さんに
言ってくれないかな?」
「解りました…
言ってみます。」
「お願いね。」
本当は嫌だけど。
仕方ない。
菜々花先生の頼みだ。
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