恋、花ひらく
先生の家。
中に入ってすぐ、
ソファに座らされ、
「料理出来るまで
寝てていいよ。」
といわれたので
ここでも甘えた。
少しだけ眠って、
料理の良い匂いで
目が覚めた。
「あ、目が覚めた?
もうすぐ出来るからね。」
「…うん。」
少ししたら、テーブルに
美味しそうな
料理が並んだ。
しかもスタミナの
付く料理ばかり。
その方が
ありがたいけど。
「どんどん食べてね。
力つくわよ。」
「ありがとう。」
僕は料理を食べ始めた。
菜々花先生の料理は
どれも美味しくて
僕は全て平らげた。
「美味しかった。
ありがと、先生。」
「どういたしまして。
お役に立てたなら
何よりよ。」
先生はにこっと笑った。
< 27 / 179 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop