恋、花ひらく
気が付いたら病院に居た。
(助かったのか…僕。)
その時、
菜々花先生が
入って来た。
「気が付いた?」
頷く。
「良かった…。
とても心配したわ。」
「ごめん…先生。」
「今は先生禁止よ。
2人しか
居ないんだから。
…あなたの携帯から
妹さんに
連絡したからね。」
「えっ?」
「あの叔母さんじゃ
どうせ役に立たない
だろうし、他に身内で
携帯に記録されているのが
妹さんだったから。」
「そっか…。」
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