恋愛教育のススメ〜イケメン副社長はド天然?教育係を任せれましたが地位は要らないので解放して下さい〜
5年も関係を持たないと初めての時と変わらない事に腰や至る所の痛みで分かる。
(優しくて良かった…)
勢いでやってしまったけど乱暴には扱われなかった事に感謝の気持ちすら沸き起こる。
あれで激しくされでもしたら…
考えるだけで身震いしてしまう。
「白石さん背中綺麗ですね」
唇で触れる程度のキスをして指でなぞられると身体がピクッと反応してしまう。
「見ないで下さい。後、触れないで下さい」
照れから出たキツめの言葉に少し悪い気はするけど今更遅い。
「残念。分かりました…目を閉じてます」
振り返ると横を向いて目を閉じた半裸の副社長の姿
もう一回触れたくなる…
いやいや…痴女行為は避けたい。
妄想と葛藤で頭の中をグルグルさせながら脱ぎ散らかしたシャツを羽織りシャワー室に逃げ込んだ。
「白石さん、あの責…」
「無しにしましょう。」
何も言わせない考えさせない。
シャワーで水を滝行のように浴びながら今後の事を考えた。
優しくて惚れやすい彼の事だ。
絶対に“責任取って付き合う”と言いかねない。
「お互い気の迷いです。ほら冷めますよ」
無理矢理コーヒーカップを突きつけた。
「気の迷い…ですか」
(ダメダメ…絆されるわけには)
そんな寂しい顔をしても無理!
副社長の彼と私とでは身分差がある!
それに数少ない男性歴の私では彼のようなサラブレッド(馬)乗りこなせると思えない。
「副社長は昨日振られたんですよね?一晩寝たくらいで付き合うと考えるのは間違いです」
そう彼の欠点の一つ
ーー惚れやすい
私に惚れたかは定かではないがこれでもし気の迷いで恋されても困る。
「間違い…?」
腑に落ちない顔を一瞬した気がしたけど私は構わず続ける。
「副社長は相手をすぐ好きになりすぎです」
私の話に「うーん」とまた腑に落ちない顔をした。
「好きになったら一途に思うのがダメって事かな?」
「ダメってわけでは無いんですけど副社長の場合は少し考えて貰えたら良いなと」
(遠回しに優しく諭すように…)
彼の周りにはこんな女は居なかったのかも。
お金持ちのイケメンに優しい
この三拍子に飛びつかない方がおかしい。
(優しくて良かった…)
勢いでやってしまったけど乱暴には扱われなかった事に感謝の気持ちすら沸き起こる。
あれで激しくされでもしたら…
考えるだけで身震いしてしまう。
「白石さん背中綺麗ですね」
唇で触れる程度のキスをして指でなぞられると身体がピクッと反応してしまう。
「見ないで下さい。後、触れないで下さい」
照れから出たキツめの言葉に少し悪い気はするけど今更遅い。
「残念。分かりました…目を閉じてます」
振り返ると横を向いて目を閉じた半裸の副社長の姿
もう一回触れたくなる…
いやいや…痴女行為は避けたい。
妄想と葛藤で頭の中をグルグルさせながら脱ぎ散らかしたシャツを羽織りシャワー室に逃げ込んだ。
「白石さん、あの責…」
「無しにしましょう。」
何も言わせない考えさせない。
シャワーで水を滝行のように浴びながら今後の事を考えた。
優しくて惚れやすい彼の事だ。
絶対に“責任取って付き合う”と言いかねない。
「お互い気の迷いです。ほら冷めますよ」
無理矢理コーヒーカップを突きつけた。
「気の迷い…ですか」
(ダメダメ…絆されるわけには)
そんな寂しい顔をしても無理!
副社長の彼と私とでは身分差がある!
それに数少ない男性歴の私では彼のようなサラブレッド(馬)乗りこなせると思えない。
「副社長は昨日振られたんですよね?一晩寝たくらいで付き合うと考えるのは間違いです」
そう彼の欠点の一つ
ーー惚れやすい
私に惚れたかは定かではないがこれでもし気の迷いで恋されても困る。
「間違い…?」
腑に落ちない顔を一瞬した気がしたけど私は構わず続ける。
「副社長は相手をすぐ好きになりすぎです」
私の話に「うーん」とまた腑に落ちない顔をした。
「好きになったら一途に思うのがダメって事かな?」
「ダメってわけでは無いんですけど副社長の場合は少し考えて貰えたら良いなと」
(遠回しに優しく諭すように…)
彼の周りにはこんな女は居なかったのかも。
お金持ちのイケメンに優しい
この三拍子に飛びつかない方がおかしい。