君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
「……………?」「………ん、いこ。」




前を向いて歩き始めてしまった。





それから見ない住宅地を歩いた。




こっち初めて……。




なんかあるのかな。




「…、こっち。」「……へっ!」




ここって……




「、多磨くん……ち?」



「ん、そう。」




う………、、入りずら………い。





「………」





「…?」





多摩くんが何故かドアノブを掴んだまま、
止まる。





「…どう、かした?」





「……うるさいとおもうけど、我慢して。」






「………?うん……」





そう言ってガチャっとドアを開けた時、






「那月!!噂の女の子は!!!!」




家の中から飛び出してきたのは………えと、
女の人?




すごく大人っぽくて綺麗………






「これ、俺の姉貴。」「これってなに?わたしものじゃないんですけどぉ??」






多摩くんのお姉さん………、確かに黒髪とか……目元も似てる。






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