君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
ふわっと笑う那月くんが心にグサリと刺さる




うっ……………、かわ、かっこいい……っ、




胸がギューってなる………。





「んじゃ、ちょっと俺行ってくんね。」



「…うん!」




そう言って立ち、廊下の方へ行ってしまった。






「…………りーり!…ん?」




千絵の声がする。声をかけられたみたいだ。




「あんら、顔真っ赤っかですよぉ、おじょーさん。」




「…………」



「、恋する乙女ですねぇ。」



「りり、好きな人いるのー?」


雅美ちゃんが横から出てくる。


「えっ……とぉ、」




「まさみんは知らないんだっけ。じゃ、まだHRまで時間結構あるし談話室で話そう!」




「うん、いこ!」



「………うん。」



私は2人に手を引っ張られ、談話室に向かった。





☆☆☆



「まじかぁ、………、頑張れってか、りりが頑張る必要は無いと思うけど。」



「うんないね。」




「……?、私もっと可愛くなって告白する!!」




「「………おーーがんばれ」」



綺麗にハモってるなぁ……



うん、私頑張らなきゃ。



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