君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
「助けて」
嫌な予感がする。
「……っはぁ、…」
私は飛び出して、校長室に入る。
前の私と違うもん。私は容赦なく入った。
「…………あら、李梨?ちょうどよかったわぁー……」
「ど、どうしてお母さんたちがここにいるの?」
「なんでって………、」
冷たい手が私の心臓を掴んだ。
「、りりのいじめによる転校手続きをするためよ?、やっぱ、小学校同じの子との方が良いし、いじめられないでしょう?」
「……っつ、やだっ……!!」
「なんでだ?わたし達は李梨のためにしているんだぞ。」
お父さんがわけがわからないというように言った。
て、転校?
や、やっと平穏が戻ってきて。
大切な友達だって、好きな人だって、先生だってできたのに…、なんで?
「嫌だ、ここがいいっ……!!」
「わたしのいうことを聞きなさい。李梨。
頭を冷やしたらどうなの?あなたが死んだら元も子もないの。……………そ、れ、と。」
「……………っ、」
「、いじめられてたの、なんで言わなかったの!!!」