君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
「わたしは、高田雅美。私は何があっても、
笑顔でわたしを励ましてくれる笑顔が好きです!」





「、わたしは、湯嶋梅子。わたしは萩…、
りりの、まっすぐな可愛くて、でもかっこいい笑顔が好きです。」



「先生からはー、間違いを正す正義感が
かっこいいと思うぞ!!」



みんな笑顔で言ってくれる。



涙が出そう。



どんだけわたし最近泣くの。



わたしは笑う。





「りり。」




「…、那月くん。」



「俺、りりの全部が好きだよ。辛くても、
立ち上がってるところも、自分を堪えようとしてるところも、笑顔で嬉しそうな時も。」




優しい笑みを浮かべながらそう言う那月くんは、いつもより輝いて見える。





「りりは原石だっていったでしょ?でもね」









「りりは最初から宝石だったよ。最初って言っても、生まれた時からね。」




「りり、生まれてきてくれてありがとう!
だーいすきっ!!」「わたしも大好き、」



千絵、雅美ちゃんが飛びついてくる。


おとなっぽい梅子ちゃんと大人な先生は
後ろで優しい笑みを浮かべてる。




「りり」
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