君の一番になりたい 〜空に羽ばたく宝石〜
番外編
「こらぁ!!那月くんいじめちゃダメー!」
「わー、李梨がきたぞ逃げろー!」
「まったくぅ……」
可愛らしく頬を膨らませる彼女。
いつも助けてくれる彼女の笑顔が好きだ。
「りりちゃん…、ありがとう。」
「ううん!那月くん大丈夫ならそれでいいのっ!」
そうやって僕に笑うその真っ直ぐな笑顔が好きだ。
……………
「……ん、那月……?」
隣で無防備になる妻。
ようやく起きたようだ。
「おはよ。りり。」
「……ん、おはよ。」
「今日も寝顔可愛かった。」
「………また見たの……」
「うん。」
頬を膨らませて怒ったふり。
かわい。
「りり。」
「なぁに?」
「世界で1番愛してるよ。」
そういうと、ありがとうと微笑んだ。
部屋のムスクの香りがふわっと強くなった気がした。
fin
ーーー
Thank you for watching this far!!
上手くいく恋なんてないけど、それでもあなたが幸せであればきっと素敵な恋なはず♪
あなたが好きな人に自信を持てますように…
すこしでも胸キュン、スカッとできましたでしょうか?
ひとこと感想、レビューお待ちしています。
あずず