気高き暴君は孤独な少女を愛し尽くす
「叶愛、もっかい」
「や……っ、さっき、もう何回も……っ」
「ん……何回も気持ちよくなれてえらかったな」
指先で再度なぞられると、もうだめだった。
明日から学校なのに。
寝坊しないように、今日は早めにベッドに入ったのに。
学校に備えてきちんと眠ることより、歴くんに触れていたい気持ちが余裕で勝ってしまう。
「ほら、口開けて。……キス、応えて」
「ん……っ、んぅ」
「そう、じょーずにできてえらい」
歴くんの熱にどんどん溺れていく……──────。