推しが義理の兄になった件。
才。高校1年の私よりテンションが高い。尊いを補充できるからいいけど。
「ところで、買わなきゃいけない物って何?」
「ん、どちらかと言えば買いたいものかな」
そう言って、こっちを見ながらニヤリと笑う。あ、嫌な予感。
 しばらくして、私達はフードコートでクレープを食べていた。私はカスタードバナナ、お兄ちゃんはチョコバナナ。というのも、色々な洋服屋さんやアクセサリーショップに行っては、お揃いの物を爆買いしていた。嬉しいけれど、さすがに疲れた。でも、楽しかったな。値段をあまり見ないで買っていたのには、すごく驚いたけれど。さすが世界的アイドル。買い物も普通で
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