黒銀〜暴走族と闇の少女〜
転校生
私は一人屋上へと続く階段を登っていた。
あの紅羽って人、隠してるみたいだけど、目に闇を持っていた。
他の人も闇を持っていたりするのか?
「ふふ、久しぶりね、私が人に興味を持つなんて…関わりはしないけど、」
他人に興味を持ったのは、白玖の人以来かな?
もう興味はないけどね
鍵は持ってるけど、ストレス発散に、
ドドン!
「ふぅー、すっきりしたー」
「誰だ!!」
「おやおや、久しぶりですね。時雨、ふふ、1時間目からサボりですか?今日は皆さんが驚くような転校生が来たというのに?」
「転校生だと?」
「そうです、おそらく世界No1の黒雅(こくが)と言ったところでしょう」
「は?黒雅が?てか、なんだよその喋り方気持ち悪りぃ」
「ふん、せっかく教えてやったっていうのに反抗的な態度ね、別に気にしないけど、せいぜい頑張んなよ、『色々と』ね、あと、私屋上でゆっくりしたいの、出ていってくれる?」
「んあ?なんでお前に指図されなくちゃいけない?」
「わかった、それじゃあ、私が喧嘩であんたに勝ったら、出ていっていいよね?」
…どうせ私が勝つけど
「嫌だね」
はぁ、挑発しないとダメかな?
「まさかだと思うけど、幹部のみんながいないと勝てないわけ?だっさ黒笑」
「はっ?お前ぐらい俺一人で勝てるっつうの」
…何言っちゃってんのこいつ、無理だよ
「わかった、時雨ハンデで幹部も呼んできな、いいね」
「ふん、調子乗りやがって」
「一つ条件がある、絶対に武器は使うな、いいな」
「いいだろう、一発やってやろうか」
数十分後
「久しぶりね」
「は、お前に久し振りなんて言われる要素なんてない、お前といたこと自体が黒歴史だ」
「よく言うわね、そんなこと、私こそそうよ、人のことを信じられないようなクズな奴といたことが黒歴史よ…早くして、私はゆっくり休みたいの」
「ふん喧嘩上等だ」
「春樹はやる?」
「俺はいい、審判をやる」
「ルールは白玖が全ての人が倒れたら、もしくは私が倒れたら、それでいいよね」
「「「「あぁ」」」」
「勝った時の報酬は屋上の所有権を得ること、それであっているよね」
「「「「あってる」」」」
ふん、行くよ
「春樹」
「了解…開始!」
「ふー、久しぶりの喧嘩ね」
…早くかかってきなさいよ、行かないなら、私から行かせてもらうわ
「ふんっ、タン、せいっ」
「くっ、っ!」
まずは一人
「弱っちぃ、本気だしな?かかってきなよ」
「美愛を傷つけたのが悪いんだからね」
「まだそんなこと言っているの夏樹?」
はぁ、どいつもこいつも
「夏樹は可愛いから殺りたくなかったのにな〜、残念」
スッ、背後をとる
上段回し蹴り♪
「てぃっ」
残すは二人
「総長の時雨は最後にしておくわ、さて玲央少しは強いんでしょうね、楽しませてね」
シュッ、また背後をとる
「その手には乗るか」
タン、チッ、背後を取られた
「終わりだ」
「そんなんで私が終わるとでも?黒笑」
「何?」
玲央から突き出された拳を取りそのまま引っ張る、下に重心を預けながら持っている手をクルッと一回転回す
「は?」
「私はね合気道も習っていたのよ」
三人落ちたかな?
「さて、時雨あんたは総長なんでしょ、総長なんだったら仲間を大切に思ってんならこんな争いに巻き込むな、もし本当に姫を思っているなら、姫から護衛を外すな、せめて幹部一人ぐらいは残しておけ、それとも、姫を思っていないのか?」
姫も可哀想なもんだよ
「お前は傷つけたくないから、傷つけずに落としてやる」
殺気をこいつが倒れるぐらいだけ出す。
実際、時雨よりも春樹の方が強いから、春樹は大丈夫だろう
「ごめん春樹こいつら運んでくれない」
「うん、全然いいよ、ごめんね助けられなくて。」
「ううん、春樹の気持ちはわかってる、春樹も無理しないでね。」
「うん、ありがとう、バイバイ」
「バイバイ」
春樹は変わってないみたいでよかった。
さて、
「そろそろ出てきたら、黒雅の皆さん」
〜蓮side〜
俺いや、俺たちは今日転校してきた孤灸学園という学園に通うことになった。
俺は黒雅という世界No1の暴走族。俺は総長だ。
その総長とこの容姿だから昔から女がよってきた、媚を売るようなキモい声は苦手だ、俺たちがこの孤灸学園に転校したのも身バレの情報を防ぐためだ。
みんなそうだっただろう、女なんてみんな一緒、
香水もメイクも声も全部だけどそれを真っ当から否定する様な女がいた、翔は正直言って何考えてんのか分かんないけど、俺たちをみたってなんも媚なんて売ってこないし、香水もしていない、だけど黒のフードで顔を隠している。
不思議な女だった。
俺は興味本位で女に話しかけた。顔を見せろと、だが女は見せようともせずに醜いからといって拒絶した。
そうそう俺の願いを拒否する女なんていない、面白かった。
クラスが終わったら女はどこかに行ってしまった。どこに行くのかなんて早々に聞けなかった。
「あのーぉ、蓮くんってぇーどこからきたのぉー? 族かんけぇ(関係)ー?」
うるさ、てか、誰が俺の名前を呼んでいいって言った?
「どけ」
もう無理だ、耐えきれない
「行くぞ」
「「「「うん(…)」」」」
「無理しなくていいから」
「うん、ありがと」
「それにしてもうるさいし、臭かったねー」
「本当、もうごめんだよ」
「疲れた」
本当に中にいるだけで酔ってくる
「俺、女の子は好きだけど、あそこまでくるともう嫌いだな〜」
「…あれで好きとか言うやつ頭狂ってる」
「「「「ふふっ/ふ」」」」
「て言うか、どこ行く?」
「屋上でも行こう」
「いいな」
屋上か、今の季節気持ちよさそうだ
「そう言えばさ〜、蓮が話しかけてた女の子いたよね、確か闇夜渚ちゃんだっけ」
「ん、あぁ、顔を隠してるのと、俺たちと関わるのを拒絶してたから気になってな」
「確かに、少し不思議ではあったね」
「待って、なんか音がする」
ん?
「ふんっ、タン、せいっ」
なんだ?喧嘩か?
(ここからはわかりずらいので黒雅の人は『』にします。)
「くっ、っ!」
「弱っちぃ、本気だしな?かかってきなよ」
『渚ちゃん⁉︎』
え?
『あいつ喧嘩できんのかよ』
「美愛を傷つけたのが悪いんだからね」
「まだそんなこと言っているの夏樹?」
「夏樹は可愛いからやりたくなかったのにな〜、残念」
「てぃっ」
『え?今のどう落とした?』
海も目に追えなかったみたいだ、ていうか、みんな追えてはいない
「総長の時雨は最後にしておくわ、さて玲央少しは強いんでしょうね、楽しませてね」
「その手には乗るか」
「終わりだ」
「そんなんで私が終わるとでも?黒笑」
『こわっ』
礫が怖いって…相当怖いんだな
「は?」
「私はね合気道も習っていたのよ」
「さて、時雨あんたは総長なんでしょ、総長なんだったら仲間を大切に思ってんならこんな争いに巻き込むな、もし本当に姫を思っているなら、姫から護衛を外すな、せめて幹部一人ぐらいは残しておけ、それとも、姫を思っていないのか?
お前は傷つけたくないから、傷つけずに落としてやる」
「…そろそろ出てきたら、黒雅の皆さん」
〜蓮side end〜
あの紅羽って人、隠してるみたいだけど、目に闇を持っていた。
他の人も闇を持っていたりするのか?
「ふふ、久しぶりね、私が人に興味を持つなんて…関わりはしないけど、」
他人に興味を持ったのは、白玖の人以来かな?
もう興味はないけどね
鍵は持ってるけど、ストレス発散に、
ドドン!
「ふぅー、すっきりしたー」
「誰だ!!」
「おやおや、久しぶりですね。時雨、ふふ、1時間目からサボりですか?今日は皆さんが驚くような転校生が来たというのに?」
「転校生だと?」
「そうです、おそらく世界No1の黒雅(こくが)と言ったところでしょう」
「は?黒雅が?てか、なんだよその喋り方気持ち悪りぃ」
「ふん、せっかく教えてやったっていうのに反抗的な態度ね、別に気にしないけど、せいぜい頑張んなよ、『色々と』ね、あと、私屋上でゆっくりしたいの、出ていってくれる?」
「んあ?なんでお前に指図されなくちゃいけない?」
「わかった、それじゃあ、私が喧嘩であんたに勝ったら、出ていっていいよね?」
…どうせ私が勝つけど
「嫌だね」
はぁ、挑発しないとダメかな?
「まさかだと思うけど、幹部のみんながいないと勝てないわけ?だっさ黒笑」
「はっ?お前ぐらい俺一人で勝てるっつうの」
…何言っちゃってんのこいつ、無理だよ
「わかった、時雨ハンデで幹部も呼んできな、いいね」
「ふん、調子乗りやがって」
「一つ条件がある、絶対に武器は使うな、いいな」
「いいだろう、一発やってやろうか」
数十分後
「久しぶりね」
「は、お前に久し振りなんて言われる要素なんてない、お前といたこと自体が黒歴史だ」
「よく言うわね、そんなこと、私こそそうよ、人のことを信じられないようなクズな奴といたことが黒歴史よ…早くして、私はゆっくり休みたいの」
「ふん喧嘩上等だ」
「春樹はやる?」
「俺はいい、審判をやる」
「ルールは白玖が全ての人が倒れたら、もしくは私が倒れたら、それでいいよね」
「「「「あぁ」」」」
「勝った時の報酬は屋上の所有権を得ること、それであっているよね」
「「「「あってる」」」」
ふん、行くよ
「春樹」
「了解…開始!」
「ふー、久しぶりの喧嘩ね」
…早くかかってきなさいよ、行かないなら、私から行かせてもらうわ
「ふんっ、タン、せいっ」
「くっ、っ!」
まずは一人
「弱っちぃ、本気だしな?かかってきなよ」
「美愛を傷つけたのが悪いんだからね」
「まだそんなこと言っているの夏樹?」
はぁ、どいつもこいつも
「夏樹は可愛いから殺りたくなかったのにな〜、残念」
スッ、背後をとる
上段回し蹴り♪
「てぃっ」
残すは二人
「総長の時雨は最後にしておくわ、さて玲央少しは強いんでしょうね、楽しませてね」
シュッ、また背後をとる
「その手には乗るか」
タン、チッ、背後を取られた
「終わりだ」
「そんなんで私が終わるとでも?黒笑」
「何?」
玲央から突き出された拳を取りそのまま引っ張る、下に重心を預けながら持っている手をクルッと一回転回す
「は?」
「私はね合気道も習っていたのよ」
三人落ちたかな?
「さて、時雨あんたは総長なんでしょ、総長なんだったら仲間を大切に思ってんならこんな争いに巻き込むな、もし本当に姫を思っているなら、姫から護衛を外すな、せめて幹部一人ぐらいは残しておけ、それとも、姫を思っていないのか?」
姫も可哀想なもんだよ
「お前は傷つけたくないから、傷つけずに落としてやる」
殺気をこいつが倒れるぐらいだけ出す。
実際、時雨よりも春樹の方が強いから、春樹は大丈夫だろう
「ごめん春樹こいつら運んでくれない」
「うん、全然いいよ、ごめんね助けられなくて。」
「ううん、春樹の気持ちはわかってる、春樹も無理しないでね。」
「うん、ありがとう、バイバイ」
「バイバイ」
春樹は変わってないみたいでよかった。
さて、
「そろそろ出てきたら、黒雅の皆さん」
〜蓮side〜
俺いや、俺たちは今日転校してきた孤灸学園という学園に通うことになった。
俺は黒雅という世界No1の暴走族。俺は総長だ。
その総長とこの容姿だから昔から女がよってきた、媚を売るようなキモい声は苦手だ、俺たちがこの孤灸学園に転校したのも身バレの情報を防ぐためだ。
みんなそうだっただろう、女なんてみんな一緒、
香水もメイクも声も全部だけどそれを真っ当から否定する様な女がいた、翔は正直言って何考えてんのか分かんないけど、俺たちをみたってなんも媚なんて売ってこないし、香水もしていない、だけど黒のフードで顔を隠している。
不思議な女だった。
俺は興味本位で女に話しかけた。顔を見せろと、だが女は見せようともせずに醜いからといって拒絶した。
そうそう俺の願いを拒否する女なんていない、面白かった。
クラスが終わったら女はどこかに行ってしまった。どこに行くのかなんて早々に聞けなかった。
「あのーぉ、蓮くんってぇーどこからきたのぉー? 族かんけぇ(関係)ー?」
うるさ、てか、誰が俺の名前を呼んでいいって言った?
「どけ」
もう無理だ、耐えきれない
「行くぞ」
「「「「うん(…)」」」」
「無理しなくていいから」
「うん、ありがと」
「それにしてもうるさいし、臭かったねー」
「本当、もうごめんだよ」
「疲れた」
本当に中にいるだけで酔ってくる
「俺、女の子は好きだけど、あそこまでくるともう嫌いだな〜」
「…あれで好きとか言うやつ頭狂ってる」
「「「「ふふっ/ふ」」」」
「て言うか、どこ行く?」
「屋上でも行こう」
「いいな」
屋上か、今の季節気持ちよさそうだ
「そう言えばさ〜、蓮が話しかけてた女の子いたよね、確か闇夜渚ちゃんだっけ」
「ん、あぁ、顔を隠してるのと、俺たちと関わるのを拒絶してたから気になってな」
「確かに、少し不思議ではあったね」
「待って、なんか音がする」
ん?
「ふんっ、タン、せいっ」
なんだ?喧嘩か?
(ここからはわかりずらいので黒雅の人は『』にします。)
「くっ、っ!」
「弱っちぃ、本気だしな?かかってきなよ」
『渚ちゃん⁉︎』
え?
『あいつ喧嘩できんのかよ』
「美愛を傷つけたのが悪いんだからね」
「まだそんなこと言っているの夏樹?」
「夏樹は可愛いからやりたくなかったのにな〜、残念」
「てぃっ」
『え?今のどう落とした?』
海も目に追えなかったみたいだ、ていうか、みんな追えてはいない
「総長の時雨は最後にしておくわ、さて玲央少しは強いんでしょうね、楽しませてね」
「その手には乗るか」
「終わりだ」
「そんなんで私が終わるとでも?黒笑」
『こわっ』
礫が怖いって…相当怖いんだな
「は?」
「私はね合気道も習っていたのよ」
「さて、時雨あんたは総長なんでしょ、総長なんだったら仲間を大切に思ってんならこんな争いに巻き込むな、もし本当に姫を思っているなら、姫から護衛を外すな、せめて幹部一人ぐらいは残しておけ、それとも、姫を思っていないのか?
お前は傷つけたくないから、傷つけずに落としてやる」
「…そろそろ出てきたら、黒雅の皆さん」
〜蓮side end〜