Snow Kiss 【LOVE♡ドロップス企画参加作品】



精一杯の加藤を目の前に、俺の選択肢はひとつしかない。


「俺の気持ちは奈々にしかないよ?」

「……わかってる
……それでもいい。
私は小山くんがいいの。」


加藤の背中に腕をまわし、慰めるように抱きしめた。



俺はまるで自分を見ているようで、加藤をあしらう事が出来なかったんだ。







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