総長様の愛が止まらない
一人の女性の方に近づいて来ては私の前髪を鷲掴みされました。
「調子乗ってるに決まってるよね!?ちょ〜っとイメチェンしたぐらいで男に声かけられて!隆二くん達じゃなくあの隼人くんにも気に入られてさ!!本当、ムカつく!!」
髪の毛を掴まれたまま後ろに押されて棚に当たりながら地面に座ってしまった
「地味子なんだから地味らしく隅っこで大人しくしてればいいものの!」
「おい、何してんだ」
扉の方から聞こえて来たのは、低い声の隆二さんの声で、でもいるのは隆二さんだけじゃなく原さんもヒカちゃんも光輝さんもいらっしゃってて。