総長様の愛が止まらない
私に背を向けて行こうとする兄の背中の抱きついて、
「ダメです!その考えはダメです!」
「そうだ、元はといえばお前がアイツらと知り合ったせいだ!」
「は、隼人さん……?」
その後、私の記憶は曖昧で気づけば地面に横になっていました。
体中あちこち痛くて、立ち上がるのもやっとで。
電話……父に、……隆二さんっ………
プルルルル……
『どうした優花、今家だろ?電話しても大丈夫なのか?』
「隆二さんっ」