総長様の愛が止まらない
隆二さんは雨の中、バイクを飛ばして来てくれて抱きしめてくれました。
「大丈夫だ。オレが来たからもう大丈夫だ」
その後、バイクに乗って病院に連れて行ってもらい診察待ちの間、隆二さんは外で皆さんに電話をしています。
その頃、病院に事情を説明していたため父が来て、
「隼人はどうした?」
「……分かりません」
父は深いため息をついて、
「役立たずが」
と言ってお金だけ先に払い私を置いて行ってしまいました。