総長様の愛が止まらない
バイクで家の近所まで送って頂き、家の中に入ります。
それだけで緊張して体が震えてしまいます。
「ただいまです……」
「優花、私に黙ってることがあるだろ。全て聞いたぞ」
兄が行方が分からないため、仕事から帰ってくるのが早かったです。
先生から最近の兄だけの話しを聞きたかったはず、私の話しも出てきたみたいです。
「前に校門前で絡んで来た不良共が、転入してきたんだな」
「は、はい、」
「その不良共とお前は毎日一緒にいると聞いた」
「はい、」