義理の妹に計画的にハメられたけれど、大好きな幼馴染だけは渡しません!
「それなら私と、け、健太でこの子を育てようよ! 今度は私の家で!」
「え?」
「犬はもういなくなったし、きっとお母さんとお父さんは許してくれるよ。それに花子ちゃんだって喜ぶと思う」
「うん。それはいいけど、今なんて?」
「だから、私の家で育てようって」
「違うよ。俺のこと、なんて?」
グイッと顔を寄せて質問されてボッと顔が熱くなる。
「け、健太……」
小さな声でも聞き逃さなかった。
健太は両手を伸ばして絵美の体を抱きしめると「もちろん! 大賛成だ!」と、言ったのだった。
END
「え?」
「犬はもういなくなったし、きっとお母さんとお父さんは許してくれるよ。それに花子ちゃんだって喜ぶと思う」
「うん。それはいいけど、今なんて?」
「だから、私の家で育てようって」
「違うよ。俺のこと、なんて?」
グイッと顔を寄せて質問されてボッと顔が熱くなる。
「け、健太……」
小さな声でも聞き逃さなかった。
健太は両手を伸ばして絵美の体を抱きしめると「もちろん! 大賛成だ!」と、言ったのだった。
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