好き、先生。
ぶっちゃけこういう所は期待していなかったので私はとくになにも感じなかった。


ていうか本当に人が多い。


人が多いと疲れちゃうんだよね、何となくだけど、、、。


こんな多くの人がいるところで過ごすの、、、?


私生きていける、、、?


「あっ、クラス今張り出されているっぽいよ‼‼!行こー‼‼!‼‼」


相変わらず、ハイテンション奈乃香に連れていかれて、人混みの中に突っ込んだ。


本当に吐きそうなぐらい嫌なんだけど、、、。


嫌というか、体がこの状況を受け付けてくれない、、、、‼!‼‼


そんなこと言えるわけもなく、あっさり奈乃香に連れていかれ正門を潜り抜けた。


だからなのか初めて正門をくぐった、という記念は私の頭には全然残っていない、というか記憶ゼロ、、、。


全て奈乃香のせい、、、‼!‼‼


、、、なーんて奈乃香に言っても「そうだっけ?」って言われる未来が想像できるので言わないでおこう、、、。

「あ、あった!‼これは、、、4組だって!名前、ある?」


小学校のころの癖で誕生日順で見ていると、一番下に本校は名前順となっております、とご丁寧に記載されていた。恥ずかしい、、、。


ということは私は西眞琴莉なので、に、、、、な行、、、大体真ん中の後ろ、というぐらいかな?


ちなみに奈乃香の名字は野崎なので、私の1つ後ろ辺りなんだと思う。


もし、クラスが一緒だったら、の話だが。
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