愛のカタチ
*
(あ、先輩!やっと見つけた!)
探していた人を見つけ、たたた、と駆け上る。
今日は、何度待ち遠しく思ったかもしれないクリスマス。
世の恋人達が愛し合っているであろう中、わたしは自分の想い人に想いを伝えるために、一人学校に残っていた。
部活を頑張ってきたであろう先輩を喜ばせるために、 日々練習して作ってきたものも持って、手紙も添えて、ね。
「こんにちは、先輩!ちょっと伝えたいことがあるんです!一緒に屋上、行ってくれますか?」
期待を込めた視線を上目遣いで送る。
「ん、どうしたの?いいよ、一緒に行こ」
わたしがそこで告白したいと思っていることがわかっているのかわかっていないのか、判断がつかない曖昧な笑顔を返される。
(やった!今日こそは、先輩に自分の想いを知ってもらうんだ…!)
探していた人を見つけ、たたた、と駆け上る。
今日は、何度待ち遠しく思ったかもしれないクリスマス。
世の恋人達が愛し合っているであろう中、わたしは自分の想い人に想いを伝えるために、一人学校に残っていた。
部活を頑張ってきたであろう先輩を喜ばせるために、 日々練習して作ってきたものも持って、手紙も添えて、ね。
「こんにちは、先輩!ちょっと伝えたいことがあるんです!一緒に屋上、行ってくれますか?」
期待を込めた視線を上目遣いで送る。
「ん、どうしたの?いいよ、一緒に行こ」
わたしがそこで告白したいと思っていることがわかっているのかわかっていないのか、判断がつかない曖昧な笑顔を返される。
(やった!今日こそは、先輩に自分の想いを知ってもらうんだ…!)
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