この光が消えても~雪とイルミネーション物語
 静まり返った放課後。

 柑橘系の香りがしそうな夕空を背景に、当時高校2年生だった彼の教室で窓側の席に座りながらしていた会話。





 色とりどりな、ときめく街のイルミネーション通りをひとりで歩きながら、その時を思い出していた。

 これは私が高校1年生だった頃のお話。





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