雲のように遠いあなたは。
「た、たしかに…。」


その手があったかーーっっ!!!


「ははっ」


少し小馬鹿にするような笑い。


「仕方ないでしょ?探してる時は必死だったんだから〜!」


頬をむーっと膨らます私に、先生はごめんごめんと今度は優しい笑顔で笑った。
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