雲のように遠いあなたは。

多分三好くんも、西くんも自意識過剰とか思ってるんだ！


あーもう…っ！


「紬は、こーゆーのに免疫ないから分かってあげて？」


二葉が、話を聞いていたのか私のフォローをしてくれる。


「免疫ないってことは、今まで彼氏いたこと無いの〜？」


ズカズカと、三好くんは私の領域に入ってこようとする。


「おい、三好。今の話聞いてた？」


なんだか、西くんは三好くんに呆れた顔をして私にごめんと言う。


別に、三好くんも西くんも悪いわけじゃないのに…。


「わ、私こそごめんっ！次はこういう話も出来るようにしとくから！」