授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
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絃寧の旦那様の料理を堪能した後、私は部屋へと案内をされた。
「奥様、お風呂にいたしますか?」
「えぇ。お願いしようかしら……大丈夫?」
「もちろんです。すでに用意は出来ておりますので、一緒に参りましょう」
浴室は、地下一階にあるため少しだけ階段を降りる。
地下に降りればすぐに脱衣室があって、その奥に浴室がある。すぐに脱衣室に入って服を脱ぐと、浴室に入った。
頭と体は自分で洗える場所は洗い、少し恥ずかしいが出来ない場所は手伝ってもらいながら洗い流した。
そして、少し低めの浴槽は入りやすかった。お湯も熱すぎずぬるすぎずというかんじで適温だ。
気持ち良くて長湯してしまいそうだったが、先生から十分程度だと言われていたため時計を見て早めに出た。
パジャマは、ダブルガーゼVネックワンピとセットでレギンスのマタニティ用。
ゆるっとしたシルエットで着心地がいい……これ絶対高い。そんな予感がする。