授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



 前は祖父がしていたし、なんだか季節感もテーマ性もなくて派手さがあったから。

 少し大きめの噴水が本当に浮いていたけど、センスのいい庭のおかげで自然に見える。というか、観光スポットかな?というくらいに芸術的だ。


「さすがは、唐橋グループの社長。社長就任するまでは、海外で感性を磨いていただけあるよね……あ、もうすぐ帰ってくるんじゃない?」

「あ、そうだね」

「じゃあ、そろそろ中に入ろうか。中に史菜がいないと心配されちゃうから」


 私は絃寧と一緒に中に入ってソファに座ると、すぐ侑埜さんが帰ってきてお昼ご飯を食べることになった。



< 153 / 209 >

この作品をシェア

pagetop