授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



「母子手帳に、紹介状に、診察券と保険証……妊婦健康診査受診票」


 カバンにあるか確認をして支度を終えてから部屋を出るとすぐそこに侑埜さんがいた。


「準備出来た? 大丈夫?」

「はい。大丈夫です、行きましょう」


 今日は予約時間より三十分ほど早めに行って手続きしないといけない。

 結婚して唐橋になったし、名前を変えてもらわないといけないからだ。

 初診じゃないけど、三ヶ月ぶりで紹介状あるから時間もかかると思う。

 畔さんの運転で屋敷を出て二十分ほどで金城総合病院に向かった。






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