授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



「大変そうね、みんな……でも、お祭りって感じで賑わってて昼間なのに活気がある感じで雰囲気は好きだなぁ」

「そうですね、昼間からキッチンカーや屋台が出店されてますのでいつもこんな感じですよ」

「へぇ……」


 もうひと月いるからホテルのスタッフさんとも仲良くなった。スタッフさん、とても気さくで優しくていい人ばかりだ。


「奥様、座りますか? 立ってて辛くないですか?」

「うん、ありがとう。座らせてもらうね……でも立っててもそんなに辛くはないんです。腰は痛いけど」

「そうなんですね。何かあれば言ってくださいね」


 スタッフさんも長谷さんもどこかにいってしまって、一人になるとお腹が張っている。
 なんか定期的になってる気がするから長谷さんに戻って来たらお伝えしよう。



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