授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜

エピローグ

エピローグ


 デレッデレの私の両親に甘やかされお義母さんとお義父さんに甘やかされ……それ以上にデレデレしている侑埜さんに甘やかされて育った愛菜はもう五歳。

 マイペースでおてんばでいろいろあったけど、今思い出すと笑い話ばかりだ。


「おかーさん、きれー!」

「ありがとう、愛菜」


 鏡に映る私は真っ白のドレス姿で愛菜もほとんどお揃いの真っ白なドレスを着ていて頭にはピンクと白の花冠をしている……全てオーダーメイドだ。

 今日は、私と侑埜さんの結婚式。

 ちなみに会場はホテルKARAHASHI。ブライダル事業を最近始めたらしいので結婚式をするつもりはなかったが、侑埜さんが一番最初にここで結婚式をしようと言ってくれた。まぁ、宣伝のためもあるかもしれないが。

 計画したのが四年前の愛菜が二歳の時で愛菜が三歳になったら挙げようって話になっていたのだが第二子で長男の侑斗(ゆうと)を妊娠。
 今のタイミングだと大変だということで侑斗が最低でも二歳になってからということになったため五年後の現在、やっと結婚式が出来ることになった。

 おかげで愛菜はお揃いのドレスを着た絃寧の娘ちゃんで一つ上の紬希(つむぎ)ちゃんと今日フラワーガールをしてくれることになっていて、侑斗はリングボーイをしてくれる。侑斗は、生成色のタキシードを着ていて蝶ネクタイをつける予定だ。


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