授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
挙式の時間がやってきて会場に向かった。
まず、侑埜くんとリングピローが入ったドライフラワーが飾られたカゴを持って侑斗が手を繋いで入場する。そこで私はベールを降ろした。お父さんの腕に手を添えると、先に愛菜と紬希ちゃんが花びらを散らしながら入場をした。
ちゃんとリハーサル通りできるか不安だったが子どもたちが席についたのか拍手が静まったのできっと上手にできたんだろうと思う。扉が開いて私はお父さんと一緒に入場した。
侑埜くんと前へと行き誓いの言葉を言うと、指輪の交換になり侑斗と愛菜がリングピローを持ってきて届けてくれた。
「ありがとう、愛菜。優斗」
そう言って、お互い指輪を交換すれば次は誓いのキスになる。
ベールを侑埜くんがあげてキスをした後、私は侑斗を侑埜さんは愛菜を抱き上げて二人にほっぺにキスをした。
二人を下ろすと、結婚証明書著名をする。
結婚証明書には、あらかじめふたりの手形をつけてもらっていたので押すフリをしてもらって四人で参列の人たちに見せた。
あっという間に退場時間になり四人で退場して終わった。