授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



 結婚式が終わり、披露宴はしなかったので絃寧の一家と一緒にホテルで泊まる。
 宿泊の部屋は、愛菜を出産する時に宿泊していたお部屋。

 またも、貸切。

 式が終わって疲れただろうに三人はワイワイと元気に走り回っていた。他の客に迷惑かけるのではと思っていたが、防音などが備わっているから大丈夫だと侑埜くんが言っていたので安心している……心配だけど。



「私たちも良かったんですか? こんないい部屋」

「あぁ、紬希ちゃんがいれば二人も喜ぶし楽しいだろうからと思って史菜が」


 いやいや、誘ったのは侑埜くんだし喜ぶだろうと言ったのも侑埜くんだ。

 彼のいう通り、三人は楽しそうに遊んでいて絃寧がドリンクとお菓子を出していて仲良く食べていて微笑ましかった。




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