授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
「唐橋さん、日本酒飲むんですね。意外です」
「あぁ、基本的なんでも飲めるよ。普段はワインとかだが、今日は和食だから」
「なるほど。そうなんですね」
そんな会話をしていると、先付が運ばれてきた。そして旬彩、椀物、割鮮が並べられる。
料理全てが輝いていて思わず写真を撮りたくなるが、今日は唐橋さんと一緒にいるのでグッと堪えて箸で口に運んだ。
ん、美味しい……!
料理はとても美味しくて、ほっぺが落ちそうになりあっという間に完食をしてしまった。