授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
「まぁ、俺の寝泊まりしている部屋。ちゃんと借りてるから、安心して」
「……はい。いや、でも私、もしかして酔って寝ちゃったんでしょうか」
「そうだね。ぐっすりと……だから、ここに運んだ。そうだ、お風呂に入りなよ。部屋着は用意してあるから大丈夫だよ」
私はそう言われてご厚意に甘えてバスルームを借りることにした。
彼から部屋着を受け取ると、バスルームに向かった。
バスルームはとても広くて、さすがラグジュアリーホテルだと感動した。体を洗い、湯船に浸かる。
「気持ちいい……ふぅ」
体がのばせてとても気持ちがいい。あったかくてとてもリラックスしてしまい、これ以上はダメだと思い入って十五分ほどで出た。