授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
ご飯も数日は食べれていなくて、ゼリーしか口にできなくなっていた。
だから、今日もゼリー食。
今日はビタミンゼリーを買ってきていて吸うだけで食べられるのでとてもいい。
でも日に日に体調が悪化していて、ずっと病気知らずだから少しだけ変だとは思うけど……ストレスが溜まってるのかと考えて気にしないふりをして仕事に取り組む。
最近は、ミスなどがなくなったからなのだろうか椿谷さんからも何も言われなくなったからか少しは気持ちに余裕ができてきたのにどうしてだろう?と考えるけど考えても分かるはずはなくただただ毎日は過ぎていった。
そして、侑埜さんと会うことがなくなって一ヶ月。私は毎日不安な日々を過ごしていた。
「……まだ。生理来ない」
もう、生理の予定日はとっくに過ぎている。不順になったことは初生理から一度もない……ってことは、私、もしかしてと、頭の中で一つの言葉が思い浮かんだ。
だけど、まさかと考え直す。でも、その可能性に至る行為をしたのは事実で、充分に有り得る話だ。
私は悩んでいても仕方ないと考えて仕事終わりに薬局に行くことにした。