授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
「……そのままで大丈夫。話は聞いたよ、滝脇さん。今はとにかく病院に行こう。産婦人科には話をつけたからすぐに入れるからわ、近くに車停めて来たから一緒に行こう」
「本当に、ありがとうございます」
「いや……星萊ちゃん、滝脇さんの荷物持って来てくれる? 初対面の男に横抱きされるのは嫌かもしれないけど我慢して」
「え、えっ!」
すぐに私は拒否をしたけど、軽く流されてそのまま車に乗せられた。
そしてあっという間に病院に到着すると、直々のお出迎えを受けて産婦人科へ直行になった。