授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
「警備報告書、ここ抜けてた」
「す、すみません! やり直します」
「前もミスあったよね? 学習してよね……はぁ、これだからお嬢様育ちは困るわ」
「申し訳、ありません」
「少し武道の心得があるって言っても自己防衛くらいなのに、元とはいえお嬢様を採用するとかありえないわ」
私は、嫌味も一緒に言われながらも先輩に反論することはできず頭を下げたまま謝った。
怒られ慣れていない私は、少し泣きそうになりながらも報告書の抜けている場所を書き足してもう抜けている場所はないかもう一度確認をして提出をした。
その後、昼の鐘が鳴りお昼休みになったのでお昼に向かった。