授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜
「……いただきます。ん、美味しいです」
「本当? 良かった」
「はい、久しぶりに食事が出来ました」
最近はゼリーとか、ミキサーで作る野菜ジュースだったからか美味しいし食べられるの感動する。
「史菜ちゃんが食べれて良かった。作り置きを冷蔵庫に入れてあるから俺がいない時は食べて」
「ありがとうございます。侑埜さんもお仕事がお忙しいのに」
「今はそんなに繁忙期じゃないから大丈夫。それよりも、史菜ちゃんはお腹の中で命を育ててる方がすごいよ。だから、そのほかのことは俺がしたいって思ってるから。何かあれば言ってほしい」
そう言って私の隣に座ると、侑埜さんは私に頭をなでなでした。