つまらない日々に花が咲いた
文化祭が終わった。
後夜祭っていうのもあるらしく、残りたい生徒は残っていた。

後夜祭には美琴の彼氏も学校終わって来るとかで一緒にいるらしい。
陽菜はバイトらしく帰っていった。

私は後夜祭の花火を見たかったから一人で残ることにした。

花火までは時間があった。
『さすがに今日は非常階段の最上部に来てないだろう』
そんな想いで、私の秘密の場所に向かった。
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