つまらない日々に花が咲いた
神社についた。
小さい神社だけど、焚火や屋台もあって、お雑煮をに無料配布してた。
『こういうアットホームな雰囲気の神社って素敵だな』
なんて思ったりもして・・・。

加納先輩とお参りをしておみくじを引いた。

『小吉。微妙。』
恋愛のところには『近くにあり。周囲をよく見ろ』と書いてあった。
『近くねえ。』
と思いながら、ふと加納先輩を見ている自分に気づいた。
『いやいや、ないない。』
私は振り払うように思い直した。

「美緒、どうだった?」
加納先輩におみくじの結果を聞かれた。
「微妙です。」
おみくじを加納先輩に見せた。
「俺、大吉!」
加納先輩は自慢げに言った。
「あっそうですか。よかったですね。」
私はムスっとしながら言い返した。

「柊くん?久しぶり。」
同じぐらいの女の人2人組が近づいてきた。
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