鏡と夜桜と前世の恋



彼岸花の花言葉…







『想うはあなたひとり』



花言葉は明治初期の頃に日本に導入されたと言われています。



俺が書いているこのお話しも江戸時代後期〜明治初期・中期のお話し。



" 彼岸花の泉 "

このお話しはこれから起こる地獄のような日々の前に経験した咲夜の幸せだった雪美との思い出であり… 大切な記憶。



途中で出て来た陽菜の兄『陸』もまた、塗り替えられた、存在しない人物です。









" 茜と幸彦の話 "



茜と幸彦は『陽菜と陸の立ち位置・蓮稀と咲夜から見た関係性』を、改ざんさせる為に作り上げられた存在しない人物。








前世の話しを出していた当時、茜だと言われて来た方の中に " 茜は居ない " と、頻繁に言われて来た理由は " 茜と言う人物は存在しない " ヒントだったようです。



陽菜の今世にあたる方が前世の話しに参加した時点で、陽菜の立ち位置を改ざんさせる為に作り上げられた茜の存在は不要 (千花として入り込んで来たので) になり、茜の話しも途中から全く出なくなったと。



幸彦のことも同様


陸の立ち位置を改ざんさせる為に作り上げられた存在しない人物だからこそ、どんな男なのかなど、幸彦の情報や解読は全く出なかったみたいです。



正 / 陽菜と陸→兄妹
誤 / 茜と幸彦→婚約者



誰もが想像付かなかった、大きく塗り替えられていた部分の一つです。

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