鏡と夜桜と前世の恋
ーー 翌日。
次、おすずの屋敷に呼ばれていたのは咲夜で… おすずに言われた命令通り、布団に寝転がるおすずの服を脱がせていた。
「早くしないかい!あんたの大切な小娘がどうなっても知らないよ!あの死んだ小娘みたいにしたいのかい?」
鈴香を亡くした蓮稀は使い物にならない
おすずが " 咲夜を屋敷に呼びつけた理由 "
なんで俺まで…
この一家は怒り狂えば何をするか分からない、人でさえも簡単に殺す。鈴香の死を利用して、ゆきの命を出して俺まで脅しやがって。
怒りで手が震える、今すぐにでも殺してやりたい衝動を必死で抑えながら咲夜はおすずに逆らえずにいた。
「ゆきに手出したらお前を殺すぞ。ゆきは… ゆきは… 俺の命よりも大切なんだ」
「腹立つね本当に、長男といいお前といい。何がいいんだいあんな小娘… とっとと早くしな!」
頭を押さえつけられた咲夜は舌打ちし、おすずの体に舌を這わせて愛撫し始める。
「あっ… 咲夜さん… 最高だね、堪んないよ〜 」
このくそデブが…
早く果てろ、気持ち悪い。
気持ち良さから腰をくねらせ、あんあん喘ぎ続けるおすず。
その同時刻、雪美はおすずに " 咲夜の事で話がある " と言われ、また屋敷に呼び出されていた。