鏡と夜桜と前世の恋
この『一家』は、国家権力を握る町奉行所 (警察)家系。娘の『マツコ』は、欲しい物は何をしても手に入れないと気が済まない強欲気質。
体のデカさと膨よかな体型だけは村1番と言われる巨漢女。この女は長崎県◯◯の地主『政条 (せいじょう)』家の使用人『メイド』の1人として仕えていました。
マツコは、政条家で産まれた容姿端麗の長男『蓮稀 (はずき)』が成長するにつれ密かに恋心を抱くようになる。
子供ながらに綺麗な顔立ちを持つ蓮稀は歳を増す事に人目を置かれる程の色男に成長 … 私はあの男が欲しい。
マツコは蓮稀を自分のモノにする為、兄弟の " お世話係 " に徹底した。
家系と身分を利用し好き放題生きる、そんなマツコが大切にしてたのは、黒の柄が入ったくまのぬいぐるみ … マツコはそれを友達と思い、肌身離さず持ち歩いていたとも言われています。
前世は " 俺の中にいる男 " 蓮稀が主だとずっと話して来た。だが本当の主人公は … 政条家・ニ男『咲夜 (さくや)』だと言う事も判明。