甘やかで優しい毒〜独占欲強めな彼に沼る
やはり、私も、そこいらの女と変わらないらしい。
体を許してしまうと、好きが溢れてくる。
嫌いだと言い続けても、結局は、この男に惚れているのだ。
だが、気がついたからと言って、恋人のようにベタベタするつもりはない。
母のように、愛が重すぎておかしくなるぐらいなら、セフレぐらいの距離感が丁度いい。
いや、今回限りだ。それならきっと、割り切っていられる。
そう思っている時点で、もう、彼に沼っているのだが、この時の私は、抗うことに必死だった。
「どうしたんですか?たかだか体の相性が良かっただけで、私達、そんな甘い関係じゃありませんよ」
胸がチクリとして、自分で言って傷つくぐらいなら言わなきゃいいのに、口はとまらない。
「満足したでしょ?明日からは、上司と部下に戻りましょう」
ムッとした表情をする男。
「戻れると思ってるのか?もう、俺なしじゃいられないくせに」
「はっ⁈そんなことありませんよ。不感症じゃないと感じさせてくれて感謝してますけど、他の人ともできるってわかったので、どんどん恋愛を楽しみます」
「そんなの許すかよ。わからせてやる」
そう言ったと同時に、背後から胸を弄られながら、うなじを唇がなぞり、噛みつくように耳を
侵されて、トランクスにするりと手が入り込む。
体を許してしまうと、好きが溢れてくる。
嫌いだと言い続けても、結局は、この男に惚れているのだ。
だが、気がついたからと言って、恋人のようにベタベタするつもりはない。
母のように、愛が重すぎておかしくなるぐらいなら、セフレぐらいの距離感が丁度いい。
いや、今回限りだ。それならきっと、割り切っていられる。
そう思っている時点で、もう、彼に沼っているのだが、この時の私は、抗うことに必死だった。
「どうしたんですか?たかだか体の相性が良かっただけで、私達、そんな甘い関係じゃありませんよ」
胸がチクリとして、自分で言って傷つくぐらいなら言わなきゃいいのに、口はとまらない。
「満足したでしょ?明日からは、上司と部下に戻りましょう」
ムッとした表情をする男。
「戻れると思ってるのか?もう、俺なしじゃいられないくせに」
「はっ⁈そんなことありませんよ。不感症じゃないと感じさせてくれて感謝してますけど、他の人ともできるってわかったので、どんどん恋愛を楽しみます」
「そんなの許すかよ。わからせてやる」
そう言ったと同時に、背後から胸を弄られながら、うなじを唇がなぞり、噛みつくように耳を
侵されて、トランクスにするりと手が入り込む。