ご褒美を頂戴♡
「わ、分かった!ハヤト、ストップ!!」
オリビアが大声で叫ぶと、ハヤトはようやく動きを止めた。ギュッと目を閉じて、観念する。
「す……するから、許して」
「何を?」
「き、キスマーク……」
(いちいち言わせる…)
「いいの?やった」
嬉しそうに、オリビアの首筋から離れた。オリビアは目を逸らして渋々頷く。
「じゃあ、胸にして」
ハヤトは見るからに心が踊っている。
「はぁ…分かった」
「オリビアが脱がせてね」
口の端を吊り上げて、自分のシャツを指差す。
「~~~~~~~~っ」
オリビアが睨みながら、ハヤトの制服のボタンをはずしていくと、シャツの間から、たくましい身体が露わになった。
(学校の敷地でこんな事させるなんて…ありえないっ)