ご褒美を頂戴♡


「わ、分かった!ハヤト、ストップ!!」

オリビアが大声で叫ぶと、ハヤトはようやく動きを止めた。ギュッと目を閉じて、観念する。

「す……するから、許して」

「何を?」

「き、キスマーク……」

(いちいち言わせる…)

「いいの?やった」

嬉しそうに、オリビアの首筋から離れた。オリビアは目を逸らして渋々頷く。

「じゃあ、胸にして」

ハヤトは見るからに心が踊っている。

「はぁ…分かった」

「オリビアが脱がせてね」

口の端を吊り上げて、自分のシャツを指差す。

「~~~~~~~~っ」

オリビアが睨みながら、ハヤトの制服のボタンをはずしていくと、シャツの間から、たくましい身体が露わになった。

(学校の敷地でこんな事させるなんて…ありえないっ)
< 5 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop