らいららい
【少女あかね】
次の瞬間、

「おやじくさっ!」

なななっ!やはりオチは存在する(笑)

「守はさ、彼女いるの?」

突然のぶっきらぼうな質問に空気を併せる事が出来ない。

「ずっといない………」

妙にシリアスな守。

「なんでいないの?」

そんなこと言われたことのない守は、やはり戸惑う。

「みればわかるでしょ」

自分ではたくさんの理由が無制限に語れるが、あえて本体ひとつにまとめた。

「わかんね〜や」

さらっと切り替えし(笑)

「あたしがなってあげようか?てへっ」

「な、な、何を言い出すんだ!君は」

「えっ…………ジョークに決まってるじゃん、あはは〜。まぢうけるんですけどぅ〜」

完全におちょくられてるのがだれにでもわかるくらい、守は金髪少女にはめられていた。

「あっ!君は何て言うんだい?」

「ん?名前いってなかった?あたし、さつきみどりだよ」

「ま、まじ?同姓同名だ〜」

「ま〜じうける〜、ジョークに決まってるじゃん(笑)ホントはあかねだよぅ、てへっ」

「もうあまり大人をからかうのはやめなさい。」

「あ”〜、まるで先生みた〜い、先生と生徒の禁断の同棲、AVなら売れそうだねー」

「同棲…………なななっ」

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