乳房星（たらちねぼし）−１・０

第９話・やさしさに包まれたなら（第一部最終回）

【春夏秋冬】

時は、カナダ大西洋時間12月23日の午後１時頃であった。

イワマツグループの全メンバーたちががカナダ・トロントピアソン国際空港に集合した。

イワマツグループの全メンバーたちは、特大バスに乗ってハリファックスマリオネットハーバーフロント（高級ホテル）へ向かった。

特大バスは、空港を出発してから30分後に目的地に到着した。

バスを降りた全メンバーたちは、館内へ移動した。

その後、フロントで宿泊の手続きを取った。

その後、各部屋に移動した。

部屋に到着した後は、しばらくの間休憩を取る。

夕方５時頃に、全メンバーたちはホテルの最上階のレストランへ移動した。

夕方６時から、イワマツグループの全メンバーたちによる全体会合が開かれる予定である。

夕方６時に１分前であった。

イワマツグループの全メンバーたちが所定の席についた。

司会進行を務める大番頭はんが全体会合の開始すると伝えた。

「えー、それではただいまよりイワマツグループの全体会合を挙行いたします…」

今回の全体会合は、2003年１月１日以降のイワマツグループの班ごとの行動予定などを協議した。

協議は、約60分間に渡って行われた。

全体会合が終了したあと、ディナータイムに入った。

イワマツグループの全メンバーたちは、ディナー中はひとことも語らずにゆっくりと料理を味わった。

翌朝９時頃であった。

再び、ハリファックススタンフィールド国際空港にて…

Ｃ・Ｄの２班のメンバーたちが乗り込んだ専用機が最初に飛び立った。

それから60分後にＡ・Ｂの２班のメンバーたちが乗り込んだ専用機が飛び立った。

翌日からは、なにかと多忙な日々がつづく。

それと並行して、私のオルドビズ作りが開始する予定である。

Ａ・Ｂの２班のメンバーたちが乗っている専用機は、アメリカ合衆国大陸上空を横断して太平洋へ出た。

その後、ハワイ〜韓国のチェジュ国際空港〜ベトナム経由でモンゴルへ向かった。

2003年元日より建設中の建物などが小さいところから順次完成する予定である。

Ａ・Ｂの２班のメンバーたちは、第２段階の作業、住まい・オフィス・工場・店舗・リゾート作りに取り組む。

時は、12月31日頃であった。

Ａ・Ｂの２班のメンバーたちは、100人乗りの特大バスに乗ってドライブに出た。

バスは、バヤンウルギー県へ向かって走行していた。

ウランバートルからバヤンウルギー県までの陸路の所要時間は、早くても60時間強(途中アクシデント等が生じた場合、さらに時間がかかる)である。

東京から国道１号～２号～３号を通って鹿児島までの所要時間は、早くても25～30時間くらい…

インターステートハイウェイでロスアンゼルスからニューヨークまで車で行ったら相当な時間がかかる…

考えただけでも気が遠くなるなぁ〜

同日正午頃に、特大バスがバヤンウルギー市内の広場の北側にあるホテルに到着した。

ホテルに到着した後、ロビーで待機していたＯＡ機器メーカーと備品メーカーなどの担当者のみなさまと合流した。

その後、すぐに準備作業に取りかかった。

同日夕方に、すべての段取りが整った。

そして、2003年１月１日の午前０時の時報と同時に第二段階の作業(住まい・オフィス・工場・店舗・リゾート作り)が開始された。

Ｃ班のメンバーたちはプレタ…

Ｄ班のメンバーたちはフーヅ…

…のお仕事に取り組む。

なので、休みは１日もない。