熱愛発覚中
8・死がふたりを分かつまで
私たちが結婚して、今日で半年を迎えた。
この日は休日だった。
私と牛島さんは何をすると言う訳ではないけれど、リビングのソファーのうえで一緒に寝転がって時間が過ぎるのをゆっくりと楽しんでいた。
「本当にお腹の中にいるんだよな?」
向かいあうようにして横になっていたら、牛島さんが言った。
「うん、いるよ。
お腹はまだそんなにも大きくなっていないから、まだわからないかも知れないけれど」
私はそう返事をすると、フフッと笑った。
正直なことを言うと、まだ信じられなかった。
牛島さんと両思いになったなんて、少し前の私が知ったら驚きそうな話だ。
正直なことを言うと、都合のいい夢を見ているんじゃないかと思うこともあるけれど…これが現実で、私の身に起こっていることである。
この日は休日だった。
私と牛島さんは何をすると言う訳ではないけれど、リビングのソファーのうえで一緒に寝転がって時間が過ぎるのをゆっくりと楽しんでいた。
「本当にお腹の中にいるんだよな?」
向かいあうようにして横になっていたら、牛島さんが言った。
「うん、いるよ。
お腹はまだそんなにも大きくなっていないから、まだわからないかも知れないけれど」
私はそう返事をすると、フフッと笑った。
正直なことを言うと、まだ信じられなかった。
牛島さんと両思いになったなんて、少し前の私が知ったら驚きそうな話だ。
正直なことを言うと、都合のいい夢を見ているんじゃないかと思うこともあるけれど…これが現実で、私の身に起こっていることである。